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すいません。今週前半に書いた記事です。。。

2週目にはいって会議場に人があふれてきました!PCの電源のためのコンセント確保が重要です。。。
さて、2週目に入ったところで、今日は交渉の中で重要と思われる点をおおまかにとりあげてます。

・AWGKP(京都議定書に関する作業部会)とAWGLCA(長期的協力というアメリカや途上国を含む特別作業部会)の一貫性、進行速度についての先進国と途上国のみぞ
(特に、日本、カナダ、オーストラリアを中心とするアンブレラグループとG77(途上国の集合)+中国)
アンブレラグループは、アメリカや途上国を含んだ長期的な議論が進まない限り、京都議定書の付属書Ⅰ国である自分達への拘束となる、削減量にかんする議論を進めたくない。逆に、途上国は、先進国が自分達の削減を約束しない限り自分達はやりたくない。

・歴史的責任と共通だが差異ある責任
先進国と途上国では気候変動に対する責任が違うということを表す表現。この考え方自体には先進国も賛成しているが、実際にそれを制約とする段階になると、
ー「歴史的」とはいつからなのか?温室効果ガスに害があると知る前にも責任があるのか?途上国の未来の発展権利はどう評価するのか?
ー途上国の「責任」とは拘束をうけるものなのか?「差異」とは何なのか?未来、現在、支払能力いろんな指標があるけれど?(ちなみに、日本がかなり押し出している限界削減費用は国際的にはほとんどでてきません。まあ、みんな自分が都合のいいことしか出さないとすれば当たり前かもしれませんが。)
ーそもそも各国の削減量をどう評価する?人口あたり排出量、総排出量、削減割合?基準はどこ?

これらはどれも、いかに自国に有利に働いて、かつ、もっともらしい理由かという政治的な決定が行われることになるんでしょうね。みなさんはどんな責任があってどんな指標が適切だと思いますか???

・先進国の中期目標
現在は、日本の中期目標の話題でもちきりです。詳しくは別途…。

・途上国の気候変動への「適応」
気候変動の交渉といえば、いかに二酸化炭素を削減するかということ(専門的?には「緩和」といいます。)だと思いがちですが、途上国がいかに気候変動の中で生きていくのかということを話す「適応」が同様にかなり大きな問題です。すぐに浮かぶ国ではツバルがそうですし、他にも多くの途上国がすでに気候変動の危機にさらされています。そして、その「適応」には先進国の援助が必ず必要になります。それは、資金、技術、能力開発など様々な側面から求められています。特に、お金の問題は途上国の支援のための基金の話なんですが、まあ想像されるようにあまり進みません。

他にもいろいろな側面がありますが、ひとまず今日はこの辺で。他にも交渉のキーポイントがたくさんあって、それらが複雑にからみあってすすめられているのが交渉なのです。本当に誰も全体像をつかんでいないのではないかしら・・・

3日(水)のお昼には、日本政府が企画したサイドイベントに参加してきました。これは会議とは別に、UNFCCC事務局や各国、NGOなどが各自部屋をとって発表を行う場で、だいたいが会議の昼休みである13時から15時か、会議終了後の18時から行われます。

 ”Japan’s international cooperation toward low carbon societies” 「低炭素社会に向けた日本の国際貢献」というテーマで、環境省、国立環境研究所の花岡先生の発表+協力体制にあるドイツとイタリアの同様の研究所から発表がありました。低炭素社会にむけた長期計画の発表内容自体は昨年くらいからずっと変わらないものも多く、外務省に公開されているこのパワーポイント(web, PDF)で同じような内容が見れます。

その中では、昨年神戸で行われたG8環境大臣会合から、低炭素社会にむけた国際研究ネットワーク、2050年に50%もしくはそれ以上の排出量削減を達成するためにどのような対策をしていけばいいのかという内容が、各セクター(産業、家庭、交通、エネルギーなど)ごとに述べられて、積み上げ計算のシミュレーションが行われたりしていました。(詳しくは脱温暖化2050を。ちなみに私の研究室の教授もメンバーです☆)先日の中期目標に対するNGO活動については、一言だけ、先日NGOのキャンペーンもあったように日本の中期目標は6月上旬に決まります。とふれられていました。。 この投稿の続きを読む »

こんにちはeriです。
31日、日曜日は、会議にむけて交渉ポイントの再確認とお勉強をしています。
改めて、英語で聞くことの難しさを感じています。

ということで、ここではもっと基本的なところから、
このボンで開かれている会議について簡単におさらいしたいと思います。
会議に関する用語は略語が多すぎてよくわからない!!という私と、もしかしたら私に共感してくれるみなさまのために、明日からの会議にそなえて下調べです。

まず、UNFCCC(United Nations Framework Convention on Climate Change)とは
国連気候変動枠組条約といって、気候変動に関する国際的取組みの枠組みを定めた多国間条約です。これは1992年のリオサミットで話あわれ、1994年に発効しました。

会場に入るためのIDのネック

会場に入るためのIDのネック

そしてCOP(Conference of Parties)とは(UNFCCCの)締約国会議のことで、
条約実施に必要な決定を行なう多国間交渉の場のことです。
UNFCCC発効翌年の1995年にCOP1が開催され、それ以降は毎年年末に行われて、今年末に15回目、そうCOP15がポーランドで開かれるのです。

そしてCMPまたはCOP/MOP (COP serving as Meeting of Parties)とは、京都議定書の
締約国会議のことで、京都議定書が発効した2005年のモントリオール(COP11)以降、ずっとCOPと同時に開催され、次回はCOP/MOP5が開催されることになります。
それでは、今回ボンで開かれる会議はというと

AWG (Ad Hoc Working Group)とは作業部会ということで、もともとは京都議定書に関する先進国の更なる約束・枠組を議論するグループでした。しかし、バリのCOP会議において、アメリカや途上国も含んだ長期の視点での話し合いが必要との観点から新たにAWGが開催されることになり今では、京都議定書のもと先進国(除くアメリカ)のための会議AWGKP(Kyoto Protokol)と長期的協力のためのAWGLCA(Long cooperative Activity)の2つの臨時会合である作業部会が開かれることになりました。
今回のボンは、このAGLCA第6回とAWGKPの第8回になるのです。

と同時に、
SBI (Subsidiary Body for Implementation) という実施に関する補助機関
SBSTA (Subsidiary Body for Scientific and Technical Advice)という科学的・技術的な助言に関する補助機関の第30回会合も開かれます。

*組織図はUNFCCCのサイトへhttp://unfccc.int/

本来6月にボンで開かれるのはこの2つの補助機関会合だったのですが、COP15に向けてさらなる会合が必要という認識からAWGも同時開催となったのです。
これからも今回の会議が国際的にどれだけ重要かわかりますね。
私もますます頑張らないといけません。

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