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バンコクのひどい渋滞

バンコクのひどい渋滞

昨日はなんというかインタビューDAYでした。日本の交渉官であり、会議の共同議長もしている、日本というよりも世界で有名で活躍されている方にインタビューをさせていただいた。詳細はAdopt-a-Negotiatorのブログに!ビデオもあるのでチェックしてくださいね!!!
そして、国連の食糧関係の機関につとめている方にも話をうかがった。やっぱりその道のプロから直接話をきけるっていうのはすごくいいね。この話もAdopt-a-negotiatorのブログに!みてください&感想お待ちしています。

で、今日はなんといっても日本の地球環境問題担当大使(日本の交渉のトップ)にお話をうかがうことができました。 この投稿の続きを読む »

eriです。
遅くなりましたが今回の会議での「化石賞」。日本の状況をまとめてお伝えします。
先週金曜から木曜まで全ての国の化石賞状況はこちらのeco(Bonn2 ECO11)を参照。

化石賞のロゴ

化石賞のロゴ

1週目の水曜と金曜にすでに受賞したことはお伝えしました。化石賞について再掲すると、
「化石賞」とはCAN(気候変動アクションネットワークという国際的NGOのネットワーク)が地球温暖化対策に前向きな取り組みを見せない国に対して与える不名誉な賞。CANが会議の会期中、各国の交渉に臨む姿勢を毎日評価し、地球温暖化防止交渉にマイナスな発言をした国などを選定し、授賞式を行っています。「化石」とは化石燃料を指すとともに、化石のような古い考え方という意味も含んでいます。

さて2週目は、、、 この投稿の続きを読む »

eriです。

日本の中期目標に関するボンでの反応をadopt-a-negotiatorブログの方に更新しました!!

http://adoptanegotiator.org/2009/06/12/gorge-w-aso/

こちらにも書きましたが、現在ボンの会議場での反応と日本国内の反応は全く違うもののように聞こえます。こちらでは基本的に「低すぎる」という批判あいついでいます。日本では、産業界を中心に「高すぎる」という批判が多いとか。
私は、とりあえず政府が行った調査の、現状の延長のみで限界削減費用のみを用いた計算とそれによる各家庭の計算はかなり怪しいと思います。(きちんと計算過程をすべてみてないですが…)ただ、この目標値が日本の現状からみると必ずしもありえないくらい低いかと聞かれるとそれも難しい問題だと思います。
ただ、私達に大切なものは、何物にも代えることができないこの地球であるという視点にたつのならば、日本の目標はとても低いものだと思います。もちろん他国も低いのですがいつまでも比べていても仕方なく、前にも言ったように私もあなたもやってくれればと思うのです。そして、先進国の中だけでなく、途上国の困窮した“現状”にも目をむけないとですね。目標について現状から考えるのか、目標から考えるのかというのも重要ですね。

まあ、発表されたから終わりではなく、まだまだ今後も考えていかなけねばいけない私達みんなに関わる重要な問題です!!
こちらでは、参考になるリンクなども多数貼っているし、NGOの画期的なキャンペーンの紹介もしているのでぜひぜひぜひ見てください。

週末はいろいろあって更新が遅れました。すいません。これは5日(金)の記事です。

「化石賞」とはCAN(気候変動アクションネットワークという国際的NGOのネットワーク)が地球温暖化対策に前向きな取り組みを見せない国に対して、バッドジョークとして与える不名誉な賞のことです。1999年のCOP5(ドイツ・ボン)において初められ、以来、恒例のセレモニーとして、継続的に実施されています。CANが会議の会期中、各国の交渉に臨む姿勢を毎日評価し、地球温暖化防止交渉にマイナスな発言をした国などを選定し、授賞式を行っています。「化石」とは化石燃料を指すとともに、化石のような古い考え方という意味も含んでいます。

そんな化石賞ですが、5日金曜日、日本がダブル受賞をはたしました☆ この投稿の続きを読む »

eriです。
3日(水)と4日(木)、私はAWGLCA(長期の協力行動についての会合)のInformal Plenary(簡単に言うと、ざっくばらんに話し合おうねという会)を傍聴していました。

先日に引き続き、議長が作成した交渉テキストのドラフト(下書き)について各国の意見表明です。3日(水)の日本の発言としては、
「COP15までに何を決めるべきなのか」をはっきりさせないといけないということを強調したうえで、交渉テキストの具体的なパラグラフを指して、文章の意味が疑問だとか、この単語がおかしいとかという指摘を始めました。(たぶんいろいろ聞き逃したんですが、FCCC/AWGLCA/2009/8が交渉テキストでそのパラグラフ22(a),23(h)の”three-year”(j)”NAPAs”,28,46 option1と5,49(b),53には言及してたと思います。参考までに。)
ちなみに、発言者は環境省の島田久仁彦国際調整官で、英語がぺらぺら、ネイティブのような様子で発言していました。日本語でもそうですが、話し方とかスピード、アクセントが違うだけでだいぶ印象がかわりますね。

ちなみに、ここでの日本の意図は、論点をはっきりさせて、LCAの議論を早く進めたい(KPと同時に進めるため)というずっと変わらない立場によるものだと思います。いきなり、発言が具体的になった気がします。しかしながら、ミーティングが交渉団以外にもオープンになっている間は、みんな腹の探り合いで具体的に話は進まないのかなと思います。

4日はミーティングの後で会議にいったので、おそらく日本の発言を聞き逃しましたが、他の国もテキストの具体的なパラグラフについて言及しはじめていました。いよいよ会議が進みだすのでしょうか?今後に注目ですね!

ちなみに、私は知らなかったんですが、一部の途上国から「ジェンダー」(同じ被害が起こっても子供や女性という弱い人の方が被害をうけるということ)を強調する声があがっていて、1つの注目点になるようです。他にも、注目すべき点などあればぜひ教えてください!!

ではではまた by eri.A

3日(水)のお昼には、日本政府が企画したサイドイベントに参加してきました。これは会議とは別に、UNFCCC事務局や各国、NGOなどが各自部屋をとって発表を行う場で、だいたいが会議の昼休みである13時から15時か、会議終了後の18時から行われます。

 ”Japan’s international cooperation toward low carbon societies” 「低炭素社会に向けた日本の国際貢献」というテーマで、環境省、国立環境研究所の花岡先生の発表+協力体制にあるドイツとイタリアの同様の研究所から発表がありました。低炭素社会にむけた長期計画の発表内容自体は昨年くらいからずっと変わらないものも多く、外務省に公開されているこのパワーポイント(web, PDF)で同じような内容が見れます。

その中では、昨年神戸で行われたG8環境大臣会合から、低炭素社会にむけた国際研究ネットワーク、2050年に50%もしくはそれ以上の排出量削減を達成するためにどのような対策をしていけばいいのかという内容が、各セクター(産業、家庭、交通、エネルギーなど)ごとに述べられて、積み上げ計算のシミュレーションが行われたりしていました。(詳しくは脱温暖化2050を。ちなみに私の研究室の教授もメンバーです☆)先日の中期目標に対するNGO活動については、一言だけ、先日NGOのキャンペーンもあったように日本の中期目標は6月上旬に決まります。とふれられていました。。 この投稿の続きを読む »

eriです。今回はいただいたコメントがすごく重要な視点だと思ったので、それに対する自分の意見を述べたいと思います。結構、思いつくままに書いて長くなってしまいました(汗
先日以下のようなコメントをいただきました。
>「日本のNGOは自虐的に自国政府を非難しがちですね」略「それにしても特に欧州政府はNGOを使っての政策実現が上手ですね。ナイーブな日本はいつも手玉に取られています。」

とありますが、私自身はそんなつもりはありませんし、日本のNGOの方々とお話していてもそのような風に感がているとは思いません。(お会いする前は私もNGOはと思っていた頃もありましたが…)むしろ政府の方々ともとてもいい関係だと思います。
しかし、私のレポートからも周りにそう伝わってしまっているのなら、気をつけないといけません。重要なご指摘ありがとうございます。
ただ、地球環境を守ることが必要だと考えているのは私の立場なので(もちろん、貧困や発展その他の社会状況とのバランスをとることは必要ですし、最近の話では何の策略もなしに40%削減を目標にしろと言ったりしてるわけではありません。)、それ自体が偏ったものというご指摘であれば、その通りだと思います。ただ、この立場はNGOに人達に影響を受けたということに関係なく、大学で学問を学ぶ学生の立場としても持っています。東京大学を中心にすすめられている「サステイナビリティ学」は、私もそれを学ぶものの一人ですが、この立場を科学的、学問的に支持しているものと思います。

さて、NGOの話に戻って、私の考えをのべさせてもらうと、確かに、欧州の政府はうまくNGOを使っています。しかし、もちろんNGOからの批判は山ほど受けています。ただ、それはある意味当たり前だし、ある程度彼らの意見も聞きいれられているし、彼らのことも認めているように思います。日本がそのようにした方がいいとは私は全く思っていません。議論の仕方や、批判というものに対する考え方、文化が違うと思っているので、日本では、日本らしくうまく助け合う仕組みができないのかと考えています。(国際的に行動をすることを考えれば西欧的な“議論”になれないといけないのかもしれませんが。先日の公用語の問題に通じるところがあると思います。)確かに、それになれていない日本の政府に対してNGO的活動を行うことは酷かもしれません。 この投稿の続きを読む »

eriです。
2日(火)の午後は、AWGLCA(長期的協力つまり京都議定書に入っていないアメリカと途上国を含む会議)でした。
今日は、議長の作成しているコペンハーゲンにむけた交渉テキスト(UNFCCC)に各国が意見を述べるという流れでした。

そこでの日本の発言はまたしても、2つの作業部会に一貫性をといったこと。
テキストにそれを盛り込んではといったところまで言及。

今日は結構早口で、強硬な姿勢というイメージをうけました。
ただ、このアメリカや途上国を巻き込むために2つを一緒にというのはこの会議の前からずーっと日本が言い続けていることらしいので、まあ、いつものことってことでしょうか。
この姿勢はもちろん先進国には支持されていますが、他の国々にどのようにとらえられるのか、それによって今後の交渉がどうなっていくのかが見どころですね!
ちなみに、同じ会議の5分ほど前に、交渉テキストのフランス語版がまだ完成していないのに、議論なんかできるわかないだろという怒りの発言がおこっていました。言語の問題っていうのは英語を話さない国にとっては非常に重要なんだ!!という内容ですごく共感できるんですが、でも、じゃあ公用語にもなってない日本語だってあるのにとも思ってしまいました。現在、英語に悪戦苦闘してる身としては、印象的なやりとりでした。

あ、ちなみに、国連の会議では公用語である英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語で会議での発言と同時通訳&関係書類が作成されています。といっても英語が優勢だというのは変わりませんけどね。
言語の問題はある意味、各個の交渉より難しい問題な気がします。増やしても困るだろうし、英語だけでも問題です。しかし、結局増やしても英語が優勢だったり・・・。みなさんはどう思います?
by eri.A

今日adopt a negotiator 全体のブログの方に記事を更新しました。もちろん日本語です(笑)ぜひ読んでください!
http://adoptanegotiator.org/2009/06/02/fightting-pm-aso-robot/
私も麻生首相に負けないくらいマンガが大好きなのでこの記事すごく好きです♪♪♪

ボンの記者会見にはNHKの記者もいたので、どんな記事になるのか楽しみです。
そして、共同にはもうニュースが出たみたいです。
広告で「25%以上削減を」市民団体、マンガ雑誌にも掲載(共同)
一部を抜粋すると、
斉藤鉄夫環境相は2日の会見で「すごい出費だったでしょう、心から敬意を表したい。そういう意見も踏まえながら、目標の議論をしなくてはならない」と述べた。
大臣のコメントまであって素敵ですね。当の麻生首相からは何かコメントがあったのでしょうか?

さて、そんな日本の中期目標なのですが、2日に5大臣会合が行われたようです。
(6/2)激しいやりとりと、環境相 中期目標めぐり5大臣会合(日経)
記事の文面からも環境省の厳しい立場が見えるようですが、環境省のバックにいるのは市民です。
みんなで支えていければいいなと思います。ボンから日本にいるみなさんにお願いですね☆
by eri.A

eriです。
1日(月)の午後は、AWGKP(京都議定書のもとでの臨時会合)でした。
こちらも今日はオープニングセッションで、議題の決定と
各国が意見を述べるという流れでした。
そこで、今日ついに日本が発言しました。
ゆっくり一言一言をかみしめるように話している様子は、
ある意味、早口でまくしたてる西欧の国々よりも重みがあると思ってしまうのは
私が日本人だからでしょうか。さて、その内容ですが、主に2点でした。

・付属書1国でない国も(暗にアメリカですよね)、主要な途上国も(暗に中国)
「全ての」(かなり強調して発言)国が削減行動を行わないといけない。
・京都議定書の単なる改正は受け入れられない。
・AWGLCAとAWGKPで一貫性のある議論が必要

誤解を恐れずにまとめてみるならば、
「アメリカや中国が参加しないなら日本もしないぞ」ということを暗に言っているのか…。

もちろんこれらの国々に削減行動を迫ることは必要ですが、日本の姿勢として
あなたたたちがやらないのでは、私もやらないという姿勢ではなくて、
私達はやるのだから、あなたたちもやらなくてはいけない。
という姿勢になることを願っています。

WWFジャパンからの発言

WWFジャパンからの発言

そして、LCAの時に書き忘れていたのですが、この会議では終了の前に、
NGOからの発言があります。ここでは、WWFジャパンの方が発言されていて、
先進国の、特に日本の中期目標について、科学的に求められる25-40%削減を求めていました。
日本を名指しした時にはフロア(主に各国代表団がいる会議の中心スペース)から
笑いが起こっていました。多くの国々が見守る、交渉での重要点です。

日本はどのような姿勢で交渉を進めていくのがいいのでしょうか?
ただの理想論ではなく、現実的でしかし同時に世界をリードできるような交渉ってどのようなものなのでしょうか?それこそが理想?みなさんはどう思いますか???難しい問題です。
by eri.A

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