「thinking」カテゴリーのアーカイブを表示中です。

ラリーを行うアジアの若者達
・交渉官達の生の声を伝えること。
非常に重要ですが、毎日私と話すほど彼らも暇ではありませんし、毎日の事柄について立ち話をするほどには私の知識量と彼らとの関係が足りない気がする…。
・交渉の様子を伝えること。
ただ、私は専門家ではないし、全部聞きとるだけの能力もまだありませんし、ENB()がほとんど議事録のようなものを毎日発表しています。それを日本のことだけわかりやすくまとめる能力はがんばって目指します。でも、毎日そんな進歩があるわけでもないし、それだときっと面白くない。
・現地のアクションに参加する。
現在ただ1人ここにいる日本人ユースとしてそれは価値があるかもしれません。でも、それは大きな声とすることに本当につながっているのでしょうか。アクション自体を否定するわけではありませんし、人々の注目をこの会議に集めるために、その注目をもとに中へのプレッシャーも大事ですが、それは私にとって次のレベルで、今そこまで手を伸ばすのはちょっと難しいと思っています。というのも昨日のラリーのあと、暑さでダウンしてしまいました。ボンでも雨の中のラリーで寒さと疲れでダウンしてしまいました…。
若者としてすごく重要なことだとは思うんだけど…。それだけじゃだめだと思ってしまう。でも、日本みたいにそれが全くといっていいほどないのも問題だなあ。。。
・日本の現状を世界に伝える、世界のユースとつながりを作る。
今後の国際現場での日本のプレゼンスを高めるためには必要なこと。しかし、日本には本当はもっと興味をもっている人がいて、活動している人がいて私が知らないだけかも。もっと、世界を日本を知りたいなと思う。
まあ、しかし結局はこれらをその時何が必要なのか考えながら、少しづつ進めていって、
私自信の能力もあげていくしかないんだろうなーと思う。
特に何もいってない投稿で本当に失礼します。
現在、資金枠組みの交渉進行中。提案に関する各国の立場がかなりでてきて進んでいきそうな雰囲気ではある。日本としては、効率を重視するには、スピーディーでスムーズな進行には既存の機関を使うべきとの強い主張。
本当にまとまっていくのかは分からないけど・・・。

小さな部屋で進むAWG-KP
今日はバンコク会議2日目です。今日はAWG-KP(京都議定書のもとでの特別会合)AWG-LCA(長期的協力行動。アメリカなど京都議定書の国以外も含まれる)が朝から開催されています。プレナリーと同じくらいの大きさ(といってもプレナリーもそんなに大きくないですが)の部屋3つをつかって、LCAで2つ同時並行、KPで1つコンタクトグループが開かれています。 この投稿の続きを読む »
ご無沙汰しています。えりです。バンコクにやってきました!!
6月に初めて私が参加したAWGsからG8、MEF、8月のボンインフォーマル、国連サミット、G20をへて、バンコクAWGsです。来週月曜日からまた2週間。9月28日~10月9日まで現地からお伝えしていきたいと思います。
今回からは、本家プロジェクトサイトにもっと投稿をして、こちらにはもう少しくだけた感じで投稿したいなと思っています。
あとは、投稿がとぎれないように・・・。
前回のボン2会合では、日本が中期目標を発表するということで注目を集めていました。今回も、新しい中期目標、新政権の方針、鳩山イニシアティブ、まだ具体化してないとはいえ、日本のアピールポイントは山盛りです。 この投稿の続きを読む »
eriです。
日本の中期目標に関するボンでの反応をadopt-a-negotiatorブログの方に更新しました!!
http://adoptanegotiator.org/2009/06/12/gorge-w-aso/
こちらにも書きましたが、現在ボンの会議場での反応と日本国内の反応は全く違うもののように聞こえます。こちらでは基本的に「低すぎる」という批判あいついでいます。日本では、産業界を中心に「高すぎる」という批判が多いとか。
私は、とりあえず政府が行った調査の、現状の延長のみで限界削減費用のみを用いた計算とそれによる各家庭の計算はかなり怪しいと思います。(きちんと計算過程をすべてみてないですが…)ただ、この目標値が日本の現状からみると必ずしもありえないくらい低いかと聞かれるとそれも難しい問題だと思います。
ただ、私達に大切なものは、何物にも代えることができないこの地球であるという視点にたつのならば、日本の目標はとても低いものだと思います。もちろん他国も低いのですがいつまでも比べていても仕方なく、前にも言ったように私もあなたもやってくれればと思うのです。そして、先進国の中だけでなく、途上国の困窮した“現状”にも目をむけないとですね。目標について現状から考えるのか、目標から考えるのかというのも重要ですね。
まあ、発表されたから終わりではなく、まだまだ今後も考えていかなけねばいけない私達みんなに関わる重要な問題です!!
こちらでは、参考になるリンクなども多数貼っているし、NGOの画期的なキャンペーンの紹介もしているのでぜひぜひぜひ見てください。
すいません。今週前半に書いた記事です。。。
2週目にはいって会議場に人があふれてきました!PCの電源のためのコンセント確保が重要です。。。
さて、2週目に入ったところで、今日は交渉の中で重要と思われる点をおおまかにとりあげてます。
・AWGKP(京都議定書に関する作業部会)とAWGLCA(長期的協力というアメリカや途上国を含む特別作業部会)の一貫性、進行速度についての先進国と途上国のみぞ
(特に、日本、カナダ、オーストラリアを中心とするアンブレラグループとG77(途上国の集合)+中国)
アンブレラグループは、アメリカや途上国を含んだ長期的な議論が進まない限り、京都議定書の付属書Ⅰ国である自分達への拘束となる、削減量にかんする議論を進めたくない。逆に、途上国は、先進国が自分達の削減を約束しない限り自分達はやりたくない。
・歴史的責任と共通だが差異ある責任
先進国と途上国では気候変動に対する責任が違うということを表す表現。この考え方自体には先進国も賛成しているが、実際にそれを制約とする段階になると、
ー「歴史的」とはいつからなのか?温室効果ガスに害があると知る前にも責任があるのか?途上国の未来の発展権利はどう評価するのか?
ー途上国の「責任」とは拘束をうけるものなのか?「差異」とは何なのか?未来、現在、支払能力いろんな指標があるけれど?(ちなみに、日本がかなり押し出している限界削減費用は国際的にはほとんどでてきません。まあ、みんな自分が都合のいいことしか出さないとすれば当たり前かもしれませんが。)
ーそもそも各国の削減量をどう評価する?人口あたり排出量、総排出量、削減割合?基準はどこ?
これらはどれも、いかに自国に有利に働いて、かつ、もっともらしい理由かという政治的な決定が行われることになるんでしょうね。みなさんはどんな責任があってどんな指標が適切だと思いますか???
・先進国の中期目標
現在は、日本の中期目標の話題でもちきりです。詳しくは別途…。
・途上国の気候変動への「適応」
気候変動の交渉といえば、いかに二酸化炭素を削減するかということ(専門的?には「緩和」といいます。)だと思いがちですが、途上国がいかに気候変動の中で生きていくのかということを話す「適応」が同様にかなり大きな問題です。すぐに浮かぶ国ではツバルがそうですし、他にも多くの途上国がすでに気候変動の危機にさらされています。そして、その「適応」には先進国の援助が必ず必要になります。それは、資金、技術、能力開発など様々な側面から求められています。特に、お金の問題は途上国の支援のための基金の話なんですが、まあ想像されるようにあまり進みません。
他にもいろいろな側面がありますが、ひとまず今日はこの辺で。他にも交渉のキーポイントがたくさんあって、それらが複雑にからみあってすすめられているのが交渉なのです。本当に誰も全体像をつかんでいないのではないかしら・・・
eriです。今回はいただいたコメントがすごく重要な視点だと思ったので、それに対する自分の意見を述べたいと思います。結構、思いつくままに書いて長くなってしまいました(汗
先日以下のようなコメントをいただきました。
>「日本のNGOは自虐的に自国政府を非難しがちですね」略「それにしても特に欧州政府はNGOを使っての政策実現が上手ですね。ナイーブな日本はいつも手玉に取られています。」
とありますが、私自身はそんなつもりはありませんし、日本のNGOの方々とお話していてもそのような風に感がているとは思いません。(お会いする前は私もNGOはと思っていた頃もありましたが…)むしろ政府の方々ともとてもいい関係だと思います。
しかし、私のレポートからも周りにそう伝わってしまっているのなら、気をつけないといけません。重要なご指摘ありがとうございます。
ただ、地球環境を守ることが必要だと考えているのは私の立場なので(もちろん、貧困や発展その他の社会状況とのバランスをとることは必要ですし、最近の話では何の策略もなしに40%削減を目標にしろと言ったりしてるわけではありません。)、それ自体が偏ったものというご指摘であれば、その通りだと思います。ただ、この立場はNGOに人達に影響を受けたということに関係なく、大学で学問を学ぶ学生の立場としても持っています。東京大学を中心にすすめられている「サステイナビリティ学」は、私もそれを学ぶものの一人ですが、この立場を科学的、学問的に支持しているものと思います。
さて、NGOの話に戻って、私の考えをのべさせてもらうと、確かに、欧州の政府はうまくNGOを使っています。しかし、もちろんNGOからの批判は山ほど受けています。ただ、それはある意味当たり前だし、ある程度彼らの意見も聞きいれられているし、彼らのことも認めているように思います。日本がそのようにした方がいいとは私は全く思っていません。議論の仕方や、批判というものに対する考え方、文化が違うと思っているので、日本では、日本らしくうまく助け合う仕組みができないのかと考えています。(国際的に行動をすることを考えれば西欧的な“議論”になれないといけないのかもしれませんが。先日の公用語の問題に通じるところがあると思います。)確かに、それになれていない日本の政府に対してNGO的活動を行うことは酷かもしれません。 この投稿の続きを読む »
eriです。
2日(火)の午後は、AWGLCA(長期的協力つまり京都議定書に入っていないアメリカと途上国を含む会議)でした。
今日は、議長の作成しているコペンハーゲンにむけた交渉テキスト(UNFCCC)に各国が意見を述べるという流れでした。
そこでの日本の発言はまたしても、2つの作業部会に一貫性をといったこと。
テキストにそれを盛り込んではといったところまで言及。
今日は結構早口で、強硬な姿勢というイメージをうけました。
ただ、このアメリカや途上国を巻き込むために2つを一緒にというのはこの会議の前からずーっと日本が言い続けていることらしいので、まあ、いつものことってことでしょうか。
この姿勢はもちろん先進国には支持されていますが、他の国々にどのようにとらえられるのか、それによって今後の交渉がどうなっていくのかが見どころですね!
ちなみに、同じ会議の5分ほど前に、交渉テキストのフランス語版がまだ完成していないのに、議論なんかできるわかないだろという怒りの発言がおこっていました。言語の問題っていうのは英語を話さない国にとっては非常に重要なんだ!!という内容ですごく共感できるんですが、でも、じゃあ公用語にもなってない日本語だってあるのにとも思ってしまいました。現在、英語に悪戦苦闘してる身としては、印象的なやりとりでした。
あ、ちなみに、国連の会議では公用語である英語、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語で会議での発言と同時通訳&関係書類が作成されています。といっても英語が優勢だというのは変わりませんけどね。
言語の問題はある意味、各個の交渉より難しい問題な気がします。増やしても困るだろうし、英語だけでも問題です。しかし、結局増やしても英語が優勢だったり・・・。みなさんはどう思います?
by eri.A
今日adopt a negotiator 全体のブログの方に記事を更新しました。もちろん日本語です(笑)ぜひ読んでください!
http://adoptanegotiator.org/2009/06/02/fightting-pm-aso-robot/
私も麻生首相に負けないくらいマンガが大好きなのでこの記事すごく好きです♪♪♪
ボンの記者会見にはNHKの記者もいたので、どんな記事になるのか楽しみです。
そして、共同にはもうニュースが出たみたいです。
広告で「25%以上削減を」市民団体、マンガ雑誌にも掲載(共同)
一部を抜粋すると、
斉藤鉄夫環境相は2日の会見で「すごい出費だったでしょう、心から敬意を表したい。そういう意見も踏まえながら、目標の議論をしなくてはならない」と述べた。
大臣のコメントまであって素敵ですね。当の麻生首相からは何かコメントがあったのでしょうか?
さて、そんな日本の中期目標なのですが、2日に5大臣会合が行われたようです。
(6/2)激しいやりとりと、環境相 中期目標めぐり5大臣会合(日経)
記事の文面からも環境省の厳しい立場が見えるようですが、環境省のバックにいるのは市民です。
みんなで支えていければいいなと思います。ボンから日本にいるみなさんにお願いですね☆
by eri.A
eriです。
1日(月)の午後は、AWGKP(京都議定書のもとでの臨時会合)でした。
こちらも今日はオープニングセッションで、議題の決定と
各国が意見を述べるという流れでした。
そこで、今日ついに日本が発言しました。
ゆっくり一言一言をかみしめるように話している様子は、
ある意味、早口でまくしたてる西欧の国々よりも重みがあると思ってしまうのは
私が日本人だからでしょうか。さて、その内容ですが、主に2点でした。
・付属書1国でない国も(暗にアメリカですよね)、主要な途上国も(暗に中国)
「全ての」(かなり強調して発言)国が削減行動を行わないといけない。
・京都議定書の単なる改正は受け入れられない。
・AWGLCAとAWGKPで一貫性のある議論が必要
誤解を恐れずにまとめてみるならば、
「アメリカや中国が参加しないなら日本もしないぞ」ということを暗に言っているのか…。
もちろんこれらの国々に削減行動を迫ることは必要ですが、日本の姿勢として
あなたたたちがやらないのでは、私もやらないという姿勢ではなくて、
私達はやるのだから、あなたたちもやらなくてはいけない。
という姿勢になることを願っています。
NGOからの発言があります。ここでは、WWFジャパンの方が発言されていて、
先進国の、特に日本の中期目標について、科学的に求められる25-40%削減を求めていました。
日本を名指しした時にはフロア(主に各国代表団がいる会議の中心スペース)から
笑いが起こっていました。多くの国々が見守る、交渉での重要点です。
日本はどのような姿勢で交渉を進めていくのがいいのでしょうか?
ただの理想論ではなく、現実的でしかし同時に世界をリードできるような交渉ってどのようなものなのでしょうか?それこそが理想?みなさんはどう思いますか???難しい問題です。
by eri.A
こんにちはeri@ボンです。
土曜日は午後ずっと、他のメンバーと一緒にミーティングでした。
今回のBonn2会議(今年の4月に1回目がボンで開かれているので)のポイントは何か、各国でどうやって広めるのか、手段としてのブログの使い方は?といったことを話し合っていました。
その中で、日本の中期目標についてのアクションというのが例としてでてきて、日本の中期目標決定について日本人よりも考えて、アクションを起こしている人々が世界にたくさんいることに驚くと同時に、自分の国のことをこんなに真剣に考えている人がたくさんいるのに、自分や自分の周囲の人々はどうなんだろうと思うとちょっと恥ずかしくて、頑張らないとと思いました。
(日本はこの6月に2020年の温室効果ガス削減目標を発表することになっていて、現在+4%~-25%まで6つの案が考慮されています。)
必ずしもデモや署名、大規模なキャンペーンが優れた手段とは思いませんが、日本の人々ももう少し世界に目をむけて、世界の中での日本、世界規模の問題に対する私達の行動や、政府の決定などに注目して、かつ自分達の声をだしていくことも必要なのかと思います。世界が動くとき、日本人はどうすべきか。
私達の声を伝えるためにはどんな活動が効果的なのでしょうか?やっぱりデモや署名?メールで意見表明?政府が決定をするためには、気候変動問題が大事だから行動を起こしてほしいと伝える?私達市民も活動をしているから政府もしてほしいと伝える?環境は雇用につながるし、国際競争力を用いると伝える?
日本で効果的な方法は何なのか、きっと西欧の国々とはどこか異なる方法が必要なのではないかなと思っているのですが、いい案はうかばないです。やっぱり私達も彼らに負けないくらいの市民活動をおこすべきなのでしょうか?どんな方法がいいのか、ご意見ある方、コメントお待ちしてます!!
by eri.A


